無灯火の自転車でイヤフォン運転をしたら一体どうなるの?

イヤホンをつけ、自転車に乗っていた高校生と、歩いていた男性が接触し転倒。男性は、後続のトラックにひかれ、死亡した。2日午前5時半すぎ、東京・足立区の環7通り沿いで、歩道を歩いていた70代くらいの男性が、男子高校生(16)が乗っていた自転車と接触した。男性は、はずみで車道側に倒れ、走ってきたトラックにひかれ、即死した。

引用元:ヤフーニュース

本日、12月2日朝5時頃に無灯火の自転車に乗り、イヤフォンを付けて高齢者の男性とぶつかり、男性が車道に倒れこみ、トラックに引かれ、死亡する事件が起きました。この記事を読んでいるそこのあなた。

自転車に乗ってイヤフォンを付けていませんか?また無灯火の自転車に乗っていませんか?確かに無灯火で走行されるのは怖いと感じる時がありますが、イヤフォンを付けて走行している自転車はいまだに多いような気がします。私も数年前はよくイヤフォン運転を行っていました。

そもそもイヤフォン運転は違法なの?

今回の事件でかなり注目されているのがイヤフォンを付けた状態での、自転車走行です。しかしイヤフォンを付けた状態で自転車に乗るのは違法かどうかは曖昧なところです。

法律違反となる「危険行為」にイヤホンの使用が含まれるかどうかが気になるところですが、結論から言うと改正道路交通法ではイヤホンの使用を明確に禁止しているわけではありません。そのため、イヤホンを使用すること自体が法律違反となるわけではありません。

ただし、実際には「警察官にイヤホンを外すように言われた」「イヤホンの音量を確認されて、指導・注意を受けた」といった例も少なくありません。このような例は交通違反の取り締まりではなく、警察が事故防止のために指導・警告を行うもので、「自転車指導警告カード」という黄色いカードが渡されます。

また、道路交通法では明確な違反とされていない「イヤホンの使用」ですが、各都道府県で定められている道路交通規則や条例においては、イヤホンの使用禁止を明記している場合があります。そのため、都道府県によっては、条例や規則違反となって罰金が科せられるケースもあるので注意が必要です。

引用元:https://ec-plus.panasonic.jp/store/page/contents/bicycle-earphone/#cycle-regulation-earphone-01-01

こちらのサイトによるとイヤフォン走行は違法ではないが、警察に指示されれば外さないといけませんし、都道府県によってルールが違うので確認しておけ!ということが書かれています。

ただ今回の事件の詳細を読むと自転車と高齢者が接触しているので、自転車が歩道を走る際、徐行して歩行者を最優先になると記載されているので、こういった部分が争点になるかと思います。

また夜間(日没から日の出まで)にライトをつけていない点に関して、道路交通法第52条に定められているので、これは違法になります。

転車は立派な車両扱いとされているため、夜間のライト点灯についても道路交通法第52条で定められており「車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。

引用元:バイクニュース

そういった点からイヤフォン運転をしているのが悪いのではなく、夜間にライトをつけていない点を重要視すべきかなと思います。

無灯火の自転車でイヤフォン運転事件に対するネットの意見

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